七五三でお子さまの成長をお祝いするにあたり、付き添う母親の装いはどうしたらいいのか迷いますよね。
フォーマルな着物を選ぶ方も多いかと思いますが、どのようなものを選べいいのか分からない、迷ってしまうという方もいるのではないでしょうか?
特に40代の母親は着物を選ぶにあたり何か気をつけておくべき点はあるのでしょうか?
また、着物に合わせるアクセサリーにもマナーはあるのでしょうか?
こちらでは、七五三で40代の母親にオススメの着物についてや、ピアスをはじめとした着物に合わせるアクセサリーについてご紹介していきますね^^
七五三で母親の着物(40代)のオススメは?
七五三で母親が着る着物は、フォーマルな礼装の中で準礼装〜略礼装に当たるものが適していると言われています。
基本的には、控えめで落ち着いた色柄を選ぶのがポイントになりますよ!
訪問着
訪問着は、七五三を初めとするフォーマルからカジュアルまで幅広く対応でき、年代を問わずに幅広い方が着られる着物です。
また、色や柄の種類が豊富にあるのでデザイン面でもオシャレを楽しめるところがポイントですよ。
訪問着は肩や胸、袖などの上半身にも柄が入る着物です。
そのため華やかな印象のものが多いですが、金彩が入っているものや柄が大振りのものは避け、上品な色合いの古典柄や薄めで明るいデザインのものを選ぶと良いでしょう。
付け下げ
付け下げは、訪問着よりも豪華さをなくして控えめな印象を与えられる目的で作られた着物です。
戦時中の「贅沢品はご法度」という流れによって豪華な見た目の訪問着の着用が禁止となってしまい、その代わりとして付け下げが作られるようになったと言われているそうです。
見た目の豪華さが劣る反面、訪問着と同じようにフォーマルシーンに幅広く対応していおり、落ち着いた雰囲気の印象です。
七五三のように主役を引き立たせたい場面でも重宝するので、初めて着物を着る方にとっても安心ですよ^^
色無地
色無地とは、白生地に黒以外の色で一色で染まっている着物のことです。
一色で統一されていて柄がないので、シンプルな見た目であることが特徴です。
とてもシンプルな着物なので、他の着物と比べて主役であるお子さまを引き立てやすいのが魅力です^^
できれば華やかで温かみのある色を選ぶことをオススメしますよ。
40代のお母様は、付け下げや色無地の着物を選んでおくと安心かもしれませんね♪
訪問着もとても華やかで素敵ですが、色合いや柄が上品なものをお選びになることをオススメします^^
江戸小紋
江戸小紋とは、微塵の柄を型紙で染めた「型染め」の着物のことです。
一色染めのため、遠目では無地と見間違えるほどの細かい柄が特徴です。
小紋や紬は普段着とされているため七五三には不向きですが、
江戸小紋の中でも三役(鮫・行儀・通し)と呼ばれる柄や、大名家の留柄は角が高く礼装向けのため、七五三でも問題なく着られます^^
ただし、全体に模様がある華やかな総柄ではなく、無地の部分が多く規則的に小柄な模様になっている飛び柄がオススメです!
七五三で母親が着物(40代)のときピアスは?
着物を着る際は、基本的にアクセサリーは付けないことが一般的です。
七五三で母親が着物を着るときのピアスも含めてアクセサリーや小物についてお伝えしていきますね。
ピアス・イヤリング
ピアスやイヤリングは、着物を着るときでも付けて良いとされています。
ただし、以下の条件が揃っているものをオススメします。
- 小ぶりサイズ
- 主張が控えめ
- 揺れないデザイン
- 耳に複数個つけない
特にパールは上品な印象を与えるのでオススメです^^
ネックレス
着物を着ると首元や胸元は「伊達衿」や「半衿」で十分に華やかに見えますよね。
そのため、着物を着るときはネックレスは付けないことが基本とされています。
指輪
正式な場面で着物を着る際には、結婚指輪や婚約指輪は付けても良いとされています。
ただし、デザイン的に着物に引っかかりやすい形状のものや、ゴツゴツとした指輪などは好ましくないようです。
腕時計
フォーマルな場面では、着物に腕時計はできるだけしない方が良いとされています。
ただ、どうしても腕時計が必要だというときは細くてエレガントなデザインのものであれば着用しても問題ないでしょう。
着物と合わせるバッグについてですが、アイボリーや淡いピンクのエナメルのものであれば大体のシーンでも合わせやすいですし、着物と同じ色味で揃えてもいいかと思います。
また草履については、高さは4~5cmほどがベストで、低すぎるとカジュアルな印象になってしまいます。
七五三で母親が着物(40代)を選ぶときの注意点は?
七五三で母親が着物を選ぶ際に、「これが絶対!」という厳密なルールはありませんが、できれば押さえておいた方がいい注意点をご紹介させて頂きますね。
主役のお子さまより目立たない
七五三で一番大切なことは「お子さまが主役である」ということです。
母親はあくまでも引き立て役であるため、お子さまよりも目立ってしまうことがないように気をつけましょう。
着物の色柄を選ぶときは同系色を
お子さまよりも目立ってしまわないように、お子さまの着物の色地の同系色の中でも母親の方が薄い色の着物を選ぶようにしましょう。
また、お子さまの着物の色地とは反対色を選ぶことで引き立てる方法もあります^^
ただしこの場合も目立たないように薄い色や淡い色を選ぶのがオススメですよ。
夫婦で格を合わせる
お子さまよりは格下の衣装を選びつつ、両親は格を揃えることでバランスのとれた装いになります。
七五三で母親は洋装も検討される場合はこちらの記事をご覧くださいね♪
七五三で母親の着物(40代)のオススメは?ピアスは付けてもいいのかも調査!まとめ
七五三で母親の着物を選ぶときのオススメやアクセサリーについてご紹介してきました。
お子さまの成長をお祝いするイベントですので、ある程度マナーを守った装いでお祝いしてあげたいですよね^^
写真や動画など、お子さまが成長してから見返しても恥ずかしくないような姿で臨みたいところではないでしょうか?
晴れの日を気持ちよく過ごせるように、しっかりと下調べをしてからお祝いをしてあげて下さいね♪